京都食い倒れ記 その5

すごいお店でした・・・・・
あぁ、京都で酒呑んでるんだなぁ~って
つくづく思っちゃった店でした。


「京都は30年前からちょくちょく来てる」
という友人のイチオシのお店で
こちらは他の友人が行って
「何度でもいきたいお店だわ」とススメル、
今回、京都訪問で期待度一番のお店

カテゴリ的には 居酒屋 

まず、出てきたのが

あんきも

写真では判らないでしょうが
人生で
これだけ ホワッとした仕上がりのあんきも食べたのは
はじめて!

柔らかく仕上がっているので
口溶けがするるるるぅ~~~~、としてて
口の中にあんきもの甘みが広がる。

ちょびっと食べて
日本酒をクピッ。

また食べて、また日本酒をクピッ・・・

た、たまらん。


まだ、最初のいっぴんなのに。

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刺身盛り合わせ
充実のひと皿。

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ピエール滝に似てるご店主の本澤さん
関東の人間には耳に優しくやわらかな京都言葉♪

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幻のカニ、間人カニ(タイザガニ)を用意してくださいました。
タイザガニ

・・・間人 で たいざ と読むのは完全に当て字
知らなきゃ読めません。

聖徳太子の生母 間人姫(わたしは ハシヒトメ と記憶するが)が
大和政権の蘇我氏と物部氏との争乱を避けるために
身を寄せたこの地を去る際、皇后は自らの名をこの地に贈ったが、
住民たちは「恐れ多くて呼び捨てにするなど。」と、
皇后が退座(たいざ)した事にち なんで「たいざ」という呼び方にしたとかいうけど
この皇后がここに来た歴史的資料はないそうで
だったらなんで間人=たいざ なんだろうね。ぇ。。。。



上手に撮ってないけど
海老芋を炊いて生青のりをかけた逸品

海老芋がねっとり
炊いたダシ優しい

そして

生青海苔にも驚かされた。
いままで食べた青海苔、美味しいモノも多々あったけど
ここまでみずみずしく、クセがないのは初めて。



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で、タイザカニ
この日は、間人港に100ハイしか揚がらなかったみたいです。
そのうちの2ハイ。

ちゃんとタグがついていますね。


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  ・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・?


はてなを連発しながら極上のカニを食べるわたしに
一緒に食べてた友人が


「だから、つまり
 あなたはカニが好きじゃないのよ」 とバッサリ。

 確カニ。


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捕獲数が限られるこのカニは
この季節のほんの一時期しか獲れない貴重なモノで
美食家、垂涎のカニなのだそうだが。。。

カニにあまりアイを感じないわたしには
甲羅酒のほうがお気に入り

ごめんねタイザガニ、豚に真珠で。。。

 ↓ 甲羅酒のほうがよっぽど旨かった
  


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店の内装は
全くもって普通の居酒屋で
カウンター4人、座敷席が4人×5テーブルかな?

それなのに
やたら気になる入り口のドア

ステンドグラスなんだけど
あまりにエキセントリックというか洒脱。

鯛 なのかな?

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店のドアがあまりにステキなので
「あれは。。。」
と尋ねると エルメス工房作とか。。。(酔っていたか?自分)


どぇぇぇぇっ!!!!?

えるめす? あの エルメス??


なんか
この暖簾もただもんではないらしい。
(酔っていたので記憶をなくしました)

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この看板だと ↓
普通の居酒屋さんですよね。。。

まぁ、そこが本澤さんのよさ でしょう(^^)

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最終的に支払いは
ひとり1万5000円

タイザガニがあったのでこの価格なんで
普通の居酒屋メニューなら5000円で
充分呑んで食べられるお店だそうです。


このあと、別の店で
タイザガニ食べたと話をしたら
普通は一杯3万円位は取れれるそうで
そりゃ破格に安くしてださったんだなぁ。と感謝です。

まぁ、つまりは30年来のこの店の常連である友人が
このお店にどんだけお金を落としているかという事だしね。

いやぁ~、ありがたい、ありがたい。

おばんざいや押し寿司も絶品だそうです。



あぁ、また行きたい。


一回で
わたしを魅了した店

すばらしい (* ̄∇ ̄*)



味ほんざわ 
075-231-6176
京都市上京区荒神口通河原町東入上洲町200 
営業 昼)11:30~13:30
      夜)17:30~23:30 
 
定休日 月曜日
席数  27席
駐車場 1台
カード  可
サービス料: なし
平均予算 夜4000円
 
交通 京阪「丸太町」徒歩5分、
   市バス「荒神口」下車1分