クリスマスです。
今年は寝クリスマスと思っていましたが
悪魔メールが1本・・・。

神楽坂はフレンチの名手 磯さん から
クリスマスディナーのご案内
その日は
日本全国 寒風吹き荒れる夜、友人某誘ってフレンチ口福。

1223a.jpg

レ・ブランドゥ@神楽坂は地下鉄駅から5分の近場。
http://www.kaguramura.jp/shop/1060328279.html

↑鳴門海師の生牡蠣
↑オホーツク第21みくに丸 鮭児カルパッチョ



ワインは何にしますかと聞かれ
友人某と顔を見あわせる。。。
ワインの知識が全くないから困った
「おまかせします」と申し上げ、
料理に合わせてグラスで出してもらう事にした。


鳴門の生牡蠣
甘い!海の香りだ。(なぜひとつしかないのだろう・・・・)

オホーツクの鮭児
わたし鮭児って食べた事がなかったんですね。
話しには聞いてますよ、食べ物番組で。
でもね、はぐれ鮭だし、数はひと群れに1匹いるかいないかだし
だいたいそ~ゆ~鮭は高いし、
とてもわたし達みたいな者にまで回ってこないだろうと
思っていたら!


まさかねぇ、この歳で食べれるとは・・・

味?
口に含んだとたん(わたし独特の感触かもしれないけど)
あったかいのです。
ものすごくおいしい料理に出会った時に感じるんですが
暖かくて甘いんですね。
今まで会った事のない香ばしい香り笑い

こりゃ 世間が騒ぐはずだな。。。て。
また、香草と合うんだ。

写真に撮ってもなんか美味しそうに撮れてない。。。

1223b.jpg
ビスクブランマンジェに新鮮魚介の
コンソメジュレ寄せを添えて


1223c.jpg
フォアグラとパルミジャーノのリゾット 
トリュフのソース

当分、お目にかかれそうもない食材ふたつ笑い
あぁ、口にとけていくガチョウさんの肝臓。
わたしの肝臓まで溶け出しそうだ。。。
あの時わたしは、おかわりください と 言いたかった。

これには甘いアイスワインを出してくれたのだけど
ナイスチョウイス!
合った!
二人で驚いた。
こうゆうこってり系には赤ワインか?
と思うのがドシロウトですが、やはりワイン選びをおまかせして
よかったと思った瞬間でしたねぇ(しみじみ・・・)

1223d.jpg
メインディッシュ
ライブオマール海老のロースト

写真じゃわかりませんが、すごい大きいオマール海老!
はじめは上品にナイフとフォークで召し上がらせていただいてましたが、
こんな立派な海老をとことんん食べなきゃ失礼と、
ふたりで手づかみで食べ始める。
わたし達以外の方々はそうような事をされてませんでしたねぇ。。

そして、甲殻類を手で食べると
人は無口になります。。。
わたし達ふたりは10分程、ほとんど会話がありませんでした。。。。
40年来の友人であるから可能な沈黙の時間ですが、
けっして 
恋人同士は食べてはいけない食物ではないでしょうか。

1223e.jpg
マスカルポーネと
チョコレートの5層デザート

極上のトリュフパフェってやつですね。
てっぺんのマスカルポーネから一気にスプーンを垂直に指すと
5つの層がきれいに見える♪。
それぞれの食感が違うので、口の中でチョコが溶ける時楽しい。
すんごく濃い。(鼻血でそうでした)

これが出るまで「ちょっとまだなんか食べたいわねぇ」
とか言ってた我々ですが、
このパフェ食べ終わって
お腹ぴったりじゃん!って腹具合。

計算し尽くされたコースの量に
さすが磯さんと賛辞を送りながら
我々は再び寒風のなか、幸せな気分で
それぞれの自宅へ帰還しました。

電車の中は忘年会の酔っぱらいで満ちあふれてました。